雨降って地固まる

心の中に留められなくなった感情と感動の吐き捨て場

2017/6/28から2021/7/17までのこと

 

2021/7/17音楽の日

 

「全部抱きしめて」と、新曲「アン/ペア」披露。

つよしさんが生放送で、ヘッドフォンを外してギターを弾き、ダンスしたのは、KinKi Kidsとしてはおよそ4年ぶりのこと。

あの日からのこと、今のKinKi Kidsに思うことをまとめてみよう。25周年控えてるし。と思い立ち、久々にブログを開いてみた。

発言の根拠となるものがぱっと出てこないので、概ね記憶と己のツイートからまとめていますので、事実とは異なる箇所もありそうですが、悪しからず。

 

●2017/6/28  テレ東音楽祭

20周年yearの始まり、新曲「The Red Light」の発売を控え、出演が決定した夏の音楽番組、そのひとつめ。

同時に映画銀魂1のジャパンプレミアが配信されていて、両方見ていたことをとてもよく覚えている。

テレビから聞こえた、「突発性難聴で入院している」「歌うこともままならない」に、驚愕した。

突発性難聴発症前最後の客前ライブは2017/5/31 MTV Unplugged

 

夏に決まっていた音楽番組は下記。

●2017/7/1 THE MUSIC DAY

→愛愛with松潤相葉ちゃん、アニバ2番ソロ

●2017/7/11 うたコン

→もう君ソロ

●2017/7/15 音楽の日

→出演取りやめ

●2017/7/21  少年倶楽部プレミアム

→光一さんひとりで出演

KinKi Kidsの新曲を剛がいない場で披露するのは……」ということから「The Red Light」のTVプロモはなし。以降、2019-2020ライブ「ThanKs 2 YOU」で歌われるまで、人前披露されず。

 

●2017/7/12?13?

つよしさんParty出演しないメールが届く

 

●2017/7/14 LF、SMGO更新

光一さんの言葉でしかつよしさんの様子が分からず、パーティーについて、お知らせ以外で説明があるわけでもなく、ずーんと暗かったTwitterが一気に賑わった記憶。

 

●2017/7/15、16 「KinKi Kids Party! ~ありがとう20年~」

中継越しに「to Heart」「青の時代」披露withギター

参照:今ここに君と約束するよ〜20170716KinKi Kids Partyにいってきました〜 - 雨降って地固まる

 

●2017/8/27  「関ジャム!完全燃SHOW」

KinKi Kidsゲスト回。光一さんのKinKi愛が炸裂。合作曲に関して、「お互いが、相手に歌わせたいメロディ、歌わせたい歌詞を書いている」。レコーディングは「無意識の中で意識している」

 

●2017/10/29  「テレビ朝日ドリームフェスティバル2017」

ヘッドホン装着で歌唱復帰

 

●2017/12/5  「FNS歌謡祭」

TV歌唱復帰?Destiny初披露。

 

●2017/12/14  「SONGS ~キミが隣にいなかった夏~」

2016/11/14の初回、2017/1/14のスピンオフ、そしてこのタイミングの第3回。「隣りにいなかった」と銘打って、本当はずっと隣りにいたふたりの話。

「お互いに伝えたいこと」を聞かれたふたり。「これまでもこれからも、伝えたいことは変わらない」「あえて、ないんですよ。お互いに言葉にしなくても分かり合っている」

 

●2017-2018  「20.2.21〜Everything happens for a reason〜」

フルオケ。歌いながらのダンス・ギター演奏は一切なし。光一さんが「Topaz Love」を愛のかたまりと同じくらい特別な曲になれば…って言ってて、とても泣いた。

参考:全部だきしめて きみと歩いていこう〜171217 KinKi コンにいってきました〜 - 雨降って地固まる

 

●2018/1/24  「Topaz Love/Destiny」発売

※TV披露時はヘッドフォン

Partyで「突発性難聴だから突発ラブ」って言っていたので、さすがにタイトルは変わるだろうな…でもサビ入りの「とっ・ぱつ・らぶ」は最高だから、そこは変わらないでほしい……と思っていたら、つよしさんによって、とても素敵に完成されてきた。

光一さん、合作シングルに関しては年単位で乗り気じゃなかったのに、こういうときはちゃんとやるのかっこよくてずるいぞ。

 

●2018/10/2  今年のライブはお休みメール

「ドームクラスの音圧に耐えられない」「KinKi Kidsとしてのパフォーマンスに制限がかかり、万全な形をお見せすることが出来ない」

前回と同じようにフルオケでやること、小さな会場でやること、いろいろと話し合ったけれども、「"KinKi Kids"はドームでやりたい」が結論だったんだっけ……

次のThanKsコン見て、つよしさんの構成だって聞いて、これが見せたかったKinKi Kidsなんだね〜〜って納得した。

 

●2018/12/19  「会いたい、会いたい、会えない」発売

※TV披露時はヘッドフォン

 

●2019/6/26  テレ東音楽祭

歌唱中にヘッドフォン外す

(地下駐車場っぽい場所で何度かハウリングしてたので、音響の問題??)

 

●2019/7/9  ジャニーさんご逝去

 

●2019/10/10  生放送ラジオ

ドームライブ開催をぶっ込み(言っちゃダメすぎてスタッフさん全員立った)

●2019/12/4  「光の気配」発売

※TV披露時はヘッドフォン

 

●2019-2020 「ThanKs 2 YOU」

KANZAI BOYA、YOU初披露。

2年前の年末コンでは、ほとんど立ち尽くして歌っていたつよしさんが、ギター弾いて、ゆらゆら揺れて歌っているのが、とても嬉しかったと同時に、どれだけ試行錯誤を重ねて、「当たり前」ができなくなった自分を受け入れてきたのかと……

そして、そこかしこに散りばめられたジャニーさんへの愛。つよしさんがソロの場で口にした「珍しく泣いていたから背中をさすった相手」の答えを知った。「YOU...」について、「僕らの友情を書いた」。私がファンになってから、ふたりがお互いを「友」と称したのを聞いたことはなかったので、とても驚いた。きっと、ふたりの間にまたひとつ、何かが生まれた証だった。

 

●2020/3/24  「どんなもんヤ!」

つよしさんがひとりどヤで、「KANZAI BOYA」発売について語る。「光一がジャニーさんの死を消化できていないことが、隣りで見ていて分かるから、ひとつの区切りになればと思う」

 

●2020/6/17  「KANZAI BOYA」発売

つよしさんの思いと光一さんのひと押しによりシングル化。「今じゃなかったらシングルじゃないかもしれない…から、今だ!」

2人の出会い記念日(つよしさんがジャニーさんと出会った日)とされる5/5発売予定だったが、コロナ禍(緊急事態宣言中)により発売延期。

※TV披露時はヘッドフォン

 

●2020/6/28  「Johnny's World Happy LIVE」

※ヘッドフォン、ギターあり、ダンスなし

太一さんに「KinKi Kidsは照れておかしなテンションになってた」と言われたライブ。久しぶりに顔を合わせて「この距離で光一を見れてるの、感動してる…」

そして、年末年始以来二度目のYOU披露。「ジャニーさんがいなくなって、僕らの世界は変わってしまったじゃないですか」「うん」「その中で、未来に向けて進んでいこうと思って書いた曲」

 

●2020/10/13  ENDRECHERI生配信ライブ

イヤモニ!!ノイズキャンセリング付きのイヤモニを用意してもらい、使ってみたとのこと。

 

●2020/12/9  FNS歌謡祭(しすてむ)

イヤモニ!!

 

●2020/12/23  「Oアルバム」発売

●2020/12/24  クリスマスコン

●2020-2021  O正月コン

事前収録だけど、KinKiステージのイヤモニ復活…クリスマスはしっとり系が多かったから、正直O正月コンのCool Beautyさ〜Lコンでやったのがダンス含めて大好きだったから、本当に色々な感情が一気に押し寄せた……

 

●2021/7/17  音楽の日

生放送で、イヤモニ・ギター・ダンス!!!!!

正直、KinKi Kidsが並んで歌い踊る姿を生で見られる日は、もう二度と来ないかもしれないとも思ってた。それでも、KinKi Kidsとして在ってくれるなら、と。でもさ〜〜〜完全に失礼だったなって………つよしさんが今の自分を受け入れて、私なんかじゃ想像もつかないような工夫と努力をして、光一さんとふたり、「今のKinKi Kidsができること」をその都度模索して、いつだって最高を見せてくれた。つよしさんが、光一さんが、一番「KinKi Kids」にプライド持ってるんだって、そう思うことは何度もあったのにね。

 

本当に、最の高だ。

ありがとうございます。あの衝撃の夜、ひとりでKinKi Kidsとしてステージに立ったことさえあった時から、今日ここまでの道程を思うと、我々に見せてくれた姿、向けてくれた言葉ひとつひとつを思うと、感謝の念が絶えません。

 

 

もうひとつ思うこと。

20周年からの4年間で、KinKi Kidsが時間をかけて作り上げた関係性と、ギリギリを保ってきたバランスが、ぐらんぐらんに揺らいで、元よりもさらに良い関係性に生まれ変わったように思う。

(何かのタイミングでふと感じたイメージの変化)

 

突発性難聴」の発症と、「ジャニーさんの死」がそのきっかけだった。

あと、中には入れなかったけれど、TOKIOの変化、長瀬くんの退所とV6の解散発表。そしてこのコロナ禍。

※2021/7/19追記

大事なこと忘れていた。堂島Pの存在。これも4年間に起こったことでした。堂島Pのおかげで良い方に変化したことがたくさんあって、「Topaz Love」のラストも「陽炎」があったからこそ生まれたと思ってる…

 

 

「当たり前」の日常は、いつまでも存在するものではない。そのことをよくよく理解した、理解せざるを得なかった4年間だった。

だからこそ、「意識しなくてもそこに在るもの」について、思うところがあったのかもしれないし、改めて知る、お互いの新たな部分があったのかもしれない。

私個人は、「Everything happens for a reason」と言えるほど心が強くないので、終わりよければすべてよし、だとは思わない。「起こらない方が良かったこと」「もっとずっと先のことであればと願ったこと」なんて山ほどあるし、そこから最高の結果が生まれたって、そのために何かが犠牲になった事実がなくなるわけでもない。

 

それでも、これが人生で、これがKinKi Kidsが歩んできた、歩んでいく道のりなんだよなあ。

なにかをひとつなくすたび、またなにかを手に入れて。涙も、笑顔も、星になった歌も、過ぎた思い出も、全部抱きしめて、きみと歩いていこう。

(「全部抱きしめて」ほんとうに最高すぎでは??)

 

KinKi Kidsが25周年に向けて走り出そうというところで、昨日という日があったこと、そしてこの4年間のこと。忘れたくないなと思っていたので、書き残せて大変満足です。

今年こそ、来年こそ、きんきさんに会えるといいなあと思います。25周年、とても楽しみ。

そのためにまず、コロナよ滅べ!!